どうもこんばんHA。@konimaruです。
いやー春がやってきましたね。基本寒がりの私は寒がり屋選手権でもあるといい成績を叩き出す自信があったりなかったりしますが、なんだか気分も前向きになるこの季節、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さてそんな前置きの中、巷が今大賑わいの大注目を見せているFinTech系のサービス。私も最近サービスを開始したロボアドバイザーによる資産運用「THEO」や、融資型クラウドファンディング「クラウドバンク」等々で資産運用をさせていただいておりますが、一言でFinTechと言っても様座な種類があるわけです。その中でもとりわけ私が注目しているのは「銀行代替系」のFinTechになります。
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FinTechとは・・・
金融の「Finance」と技術の「Technology」を組み合わせた造語で、その名の通り金融というものに最先端のテクノロジーを組み合わせた新たなサービス全般を指します。
これまで銀行の聖域となっていた金融系のサービスをベンチャー勢がテクノロジーを駆使したサービスを展開して革命を起こそうとしている(既に起こしている!?)という理解で大体OKかと思っております。
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以前より、銀行ってもっと便利にならんかなーと思っていた私ですが、例えば銀行口座って、当たり前ですが一人に一つですよね。いわば一つの樽の中にお金がざっと入っているイメージです。そして引き出したり振り込んだりする場合にはその樽の中のお金を出すわけですよね。当たり前です。
でもこれが例えば、一つの樽ではなく目的別に複数の樽を作ることができて、給与が振り込まれるとこの樽に何パーセント割り振って、残りはこの樽に入れるなんて使い方ができたら便利じゃないですか?
樽の例としては、
- 将来の貯蓄用とか、
- 車買い換え用貯金とか、
- 車検の積立用とか、
- 家族旅行積立用とか、
- 住宅ローン繰り上げ返済用資金とか、
考えれば次々に出てきますが、またそれぞれの樽に対して、入金状況からすると、この樽は何年何ヶ月で目標の金額を達成します、とかなんとかがわかったりしちゃって。
お金は大事に使いましょうだとか、きちんと目的を持って貯金することが大事とかなんとか言われてますけどこんな感じの仕組みで半分意識的に、半分強制的に貯蓄を可視化した仕組みがあれば自分の中で銀行ちゃん素敵!と見直してしまうんじゃないかと思ってましたが、
でも無理だろうなぁ。こんな仕組み、仮にアプリでちょちょいと手軽にできるようになれば法的な規制が障壁になりそうだし、法的にできたとしても、銀行側が莫大なシステム改修に伴う莫大な資金が必要になるし。と、思っておりました。
FinTech系のサービスが出てくるまでは。
そして、今その「銀行代替系」のサービスでどのようなものが出て来ているかというと、代表的なものとして、
ほとんどの銀行にすでにネットサイトがある中で, なぜSimpleはモアベターなのか
http://jp.techcrunch.com/2013/03/05/20130303simple-video-demo/そしてユーザは、Smileが提供するツールにより、自分のお金を管理する。たとえば、通常の銀行サイトでは比較的最近の入出金/利用履歴しか見られないが、Simpleはそのすべてを保存する。かなり前のことが確実に分かるのは、ありがたい。また、ゴール(目標)機能 を利用すると、一定の”目的貯金”がほとんど自動的にできる。
こんなサービスが既に出てきており、2013年の段階で流通総額は約1,700奥、預金残高は60億を超えているそう。
今は、上記の欧米のSimpleでも、私が挙げていたような理想の使い方はできないっぽい?ですが今後色々と機能改善を加えてもらって是非実現させて欲しいところです。その他にも幾つかあるみたいだけど、この「銀行代替系」のサービスはほぼ現状欧米のみ、欧米よりも規制が厳しい日本ではどのようなサービスが出てくるのか、今後が楽しみでなりません。
それでは本日はこのあたりで。
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