どもこんばんわ。@konimaruです。企業の決算月である3月も今は昔、冬の寒さもそろそろ記憶の彼方となりそうな暖かな日が続いておりますがみなさまはいかがお過ごしでしょうか。
そんな中、日頃いつか行きたいと思っておりました『坐禅』なるものに、今回人生で初めて体験してまいりましたので、同じようにいつか行きたいと思っている方々に向けて、日記的に綴りたいと思います。
●坐禅に行こうと思った理由
理由、という程のしっかりとした目的はなく、単純な興味からとなります。人生で一度は経験しておきたい、という気持ちからでした。
まぁ私は煩悩の塊のような男で、お客さんと打ち合わせをしている真っ最中にでも気がついたら違うことを考えていたり、企画を考えている最中に思考が脱線して制御不能に陥る事もしばしばありますので、そんな煩悩を少しでも矯正することができれば、という想いもありました。
●大阪府下で座禅体験ができるお寺
仕事場が市内なので、坐禅が終わってからの仕事場へのアクセスを考え、ざっと以下の、坐禅ができるお寺をピックアップいたしました。
四天王寺
http://www.shitennoji.or.jp/
住所:大阪市天王寺区四天王寺1-11-18
実施日:毎月2回(火曜日)朝06:30〜08:00頃まで。(詳細な日程は上記webサイトで要確認)
その他:誰もが知る四天王寺。終わってからも境内をお散歩できるくらい大きいです。
天正寺
http://www.geocities.jp/tensho_ji/
住所:大阪市天王寺区勝山1-11-31
実施日:土曜日の午後、日曜日の午前、水曜日の晩、平日の早朝
その他:他に、読書会などの活動もしています
中津山 天龍寺
http://www.soto-kinki.net/teranavi/detail.php?id=3-133
住所:大阪市北区中津5-8-17
実施日:毎週木曜日 06:00〜07:00
その他:他写経会などもあり。
生魂山 齢延寺
http://www.soto-kinki.net/teranavi/detail.php?id=3-019
住所:大阪市天王寺区生玉町13-31
実施日:毎月第2、第4土曜日 午後3時00分~午後4時00分
その他:他写経会などもあり。
などなど。平日か休日か、行きたい時間帯などによって選ぶお寺も変わってきそうです。私はとりあえず第一回目、ということで、四天王寺にいたしました。
(あまり小さなお寺に行っても、偶然その日自分ひとりで、猛烈に気まずい感じになったらどうしよう・・という要らぬ心配も判断基準のひとつとなりました)
●四天王寺の場所
全敷地面積33,000坪、甲子園球場の3倍の広さをもつ四天王寺の境内には、聖徳太子を祀っている「太子殿」や、近畿三十六不動尊第一番の霊場の「亀井不動堂」、日本庭園の「極楽浄土の庭」など、たくさんの見どころが。
また、毎月21、22日に『四天王寺骨董市』なる催しが開催されており、その名の通り骨董品やアンティークもののフリーマーケットのような形でお店がかなりの数出店されております。アンティーク関連のお店のオーナーや、観光客、またマニアにはたまらない商品が並んでいる、といった感じです。
一度行ったことがあるのですが、かなり朝早い時間帯に到着したにもかかわらず駐車場は満車・・・道路からズラ~っと駐車場待ちの列をなしている最後尾に付け、駐車できるまで1時間くらい並んだ記憶がある程賑わっています。行こうと思われる方は電車をオススメいたします。
●いざ、坐禅へ。
ということで四天王寺に坐禅へ行くことにしたのですが、朝は06:30から。私の家からでは丁度一時間くらいかかるので、始発電車に乗って行くことになりました。まぁこんな機会でもなければなかなか始発の電車に乗ることもなく、始発に乗ってどこかへ行く人なんでほとんどいないだろうなぁと思っていましたが、駅について、始発電車を待つ間に続々と人が駅に集まり、また乗ってからも途中の駅でどんどん乗り込んできてちょっとびっくりしました。
四天王寺につくと、15分くらい早くついてしまったのですが、僕の前に来ていた人は4人程度。よかった・・・ひとりじゃなくて。ととりあえず一安心となりましたが、そんな心配も束の間、時間ギリギリまで人がどんどん入ってこられ、最終的には50名くらいになっていました。中には外人の方もちらほら。
坐禅の前に、和尚さんの挨拶があり、坐禅までの流れなどの簡単な説明があります。それが終わると本堂に移動し、そこで坐禅が行われました。
●坐禅の手順
あぐらをかく
まずあぐらをかきます。といっても理想は両足ともの足のうらが見えるように組む、ちょっと足が痛くなるようなあぐらのかきかたをします。
両手を組む
両手の手のひらを上に向け、右手を下に、左手を上に重ねあわせます。右手が『動』の手、左手が『静』の手になるらしく、動を静で抑える、という意味合いを持つ組み方のようです。
そしてその手を、おへそにピッタリとくっつけるように固定します。よく間違われるようですが、足の上に置くのではなく、おへそあたりにつける姿勢が正しいようです。
背筋を伸ばす
そして背筋を伸ばし、目は完全に閉じるのではなく、お釈迦様のように薄目をあけ、目線は畳一畳分くらい先に落とす。
この姿勢で数十分、固定して完全に無になります。心を無にして・・・不思議と時間がどれくらい経過しているのかも分からないくらいの時間が経過しました。
が、この姿勢がなかなかキツイ・・・時間が経ってくると、心を無にどころか、雑念だらけになってきてしまいます。恐らく30分くらい経ち、終わった時には足の感覚がなく、すぐには立ち上がれないようになってしまっておりました。
という初の座禅体験。
日々忙しい暮らしの中で、心を無に、何も考えない時間をとるということはなかなか難しいのではないでしょうか。その中で早朝からこのような時間を作ることができるということは、日頃の自分を見つめなおす良いきっかけになるのではないかと感じました。
非常に有意義な時間を過ごすことができました。是非また行ってみたいと思います。
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