学資保険の検討についての備忘録

日々の日記
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どうもこんばんわ。@konimaruです。
好き勝手にいろいろと不定期に書いているこのブログですが、

最近のニュースで、ドイツでは大学が無償化になったとかならないとかが巷を賑わせましたが、是非この学力の低下が叫ばれる我がニッポンもなんとかして見習ってもらいたいと思ったり思わなかったりする今日この頃です。

それはさておき、私もあれよあれよという時の流れに身を任せて日々を過ごしており気付いたら3児の父親になっておりますが、将来子どもたちのために貯蓄をしておかないとイザ子どもが「僕、私大学に行きたい!」なんてことになったら家計が破産して一家離散という韻を踏んでるんだか踏んでないんだかという状況になってしまいますので子を持つ親にとってはおなじみの学資保険なるものをこの度じっくりと調べ倒してしまいました。で、その中で知ったこと、わかったことを備忘録代わりに記しておきたいと思います。

 

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そもそも、保険に入る事のメリットは何?

 

メリット1 強制力が働く

至極当たり前のことですが、口座引き落としの契約にしておくと自動的に決まった日になると引き落としがなされます。
また契約の際に、子どもが何歳までにいくら貯める、ということを予め検討した上で決めた額なので、今いくら貯まっているだのなんだのは一切意識することなく安心して貯めることができます。

 

メリット2 万が一の際に保証される

銀行預金などで貯めている場合では、仮に貯めるべき金額を貯めきる前に、夫(契約者)に万一のことがあった場合、その時点以上お金を貯めることを断念するかもしくは奥様が続いてお金を貯めていくかない、というかなり切羽詰まった状況となってしまいます。が、そこは保険会社。学資保険では、途中で万一のことがあった場合には、それ以降の保険料は免除される、というのが一般的です。つまり夫が死んでしまった場合、それ以降何も払う必要がなく、本来もらえる時期に、ちゃんともらえまっせ、ということになります。

 

メリット3 支払った(貯めた)額より受け取る額の方が多くなる

学資保険は、たいてい最も費用がかかる大学資金を目的として加入するのが一般的です。そして子どもが大学入学前のタイミングでそれまで支払ってきた(貯蓄してきた)お金を受け取ることになるのですが、(受け取るタイミングや分割回数などについては各保険会社やプランによっても異なる)たいていの学資保険では、支払った(貯蓄した)総額よりも受け取る総額の方が高くなります。此れを「返戻率」と言い、保険会社やプランを決める重要な判断材料となります。

 

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おおよそ上記がメリットとなります。なので通常の定期預金やタンス預金などで子どもの大学費用を貯めようとしている方は是非学資保険に切り替えた方がリスクが少ないかと思われます。

 

学資保険の検討ポイント

 

いくら貯蓄するか(できるか)を決める。

とにもかくにも、まずはいくら貯蓄をしたいか、を決めます。
言い換えると、月々いくら貯蓄に回すことができるかを考えてみましょう。

大学費用の目安については、参考となりますが、おおよそ国公立で入学金+4年間の学費では、300万程、私立では500〜600万ほど(!?)が必要となります。卒倒しそうになりますが、意識をはっきりと持って考えましょう。

 

シミュレータで確認してみる

いくら貯蓄したいか、またその額であれば月々の支払額はいくらになるのか、などについては各社ともwebサイトにシミュレーターがありますので、実際に試算してみるとわかりやすいかと思います。
以下に、現在一般的に返戻率の高い保険会社のwebサイトのシミュレーターへのリンクを貼り付けておきます。

 

  • ソニー生命https://www.sonylife.co.jp/gakushi-plan/simulation/selectAge

  • フコク生命 みらいのつばさhttp://www.fukoku-life.co.jp/ad/gakushi/shisan.html

  • JA こども共済http://education.ja-kyosai.or.jp/trial/kids.php?type=S&init=Y

  • ニッセイ ニッセイ学資保険http://www.nissay.co.jp/kojin/gakushi/simulation/



こちらでざっと試算をしてみて、貯蓄額を決めます。



プランを検討する

各社のシミュレーターを利用していると気づいたかと思いますが、支払いをいつまでに終わらせるのか、また何歳の時にどれくらい受け取るのかなど、各社とも様々なプランがあります。各社ともプランによって返戻率が変わりますので、何が自分にあっているか、しっかりと検討しましょう。

※たとえば、10歳払済(子どもが10歳までに保険料全てを払い終えてしまう)、18歳に半分、その後残りの半分を4年間に分けて受け取るプランなど。

 

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ということでで、貯蓄額をおおよそ確定し、プランもだいたい確定したところで、希望の保険会社にコンタクトをとり、実際にお見積りを依頼〜ご契約、という流れになってまいります。ほとんどの保険会社は、対面での契約が必要となってまいりますので、保険会社にこちらから出向くか、休日に自宅に来てもらうかのどちらかになります。

上にも記載をいたしましたが、現在返戻率が高くなっている保険会社は上記のものになりますので、ご参考いただければと思います。

 

番外編

学資保険代わりの生命保険(低解約返戻金型終身保険)に加入するという手もあります。これは何かというと、その名の通り積立型の終身保険なのですが、学資保険と同じように、

  • 一定期間を超えると解約返戻金が100%を超えた額戻ってくる
  • 契約者に万一のことがあったら保険金が支払われる

ということが特徴となります。
これだけみると学資保険とあまり変わらないような感じがしますが、詳しく見ていくと以下のようなメリット・デメリットがあります。

 

低解約返戻金型終身保険のメリット

 

メリット1 返戻率が高く貯蓄性に優れている

学資保険と比べると、返戻率が高い保険が多くあります。

 

メリット2 万一のことがあった際の保証が厚い

そもそもの性格が「生命保険」になりますので、万一の際の保証は学資保険より手厚くなっています。

 

メリット3 受け取りタイミングを自由に決められる

学資保険であれば、契約時に決めたタイミングで必ず受け取り、になります。が、例えば、他の貯蓄などで学資が賄えた場合や、そもそも大学進学しなかった場合はどうでしょう。

低解約返戻金型生命保険であれば、受け取るタイミングを自由に決めることができますので、必要がなくなったら解約せずそのまま寝かせておく、といった、学資目的の貯蓄から老後資金への目的変更をする、ということもできます。

 

メリット4 解約しなければ返戻率が上がり続ける。

メリット3のような生活スタイルの変化で学資が必要ではなくなった場合、解約せずに貯めておくことで、返戻率がどんどんあがり続けます。

 

メリット5 万一の際すぐに受け取れる。

学資保険の場合、万一のことが起きた際にはその後の支払いは免除となりますが、受け取るタイミングは当初契約時と変わらない、という形となります。

一方低解約返戻金型の場合には、生命保険になりますので、万一のことが起こったらそのタイミングで支払いがされることになります。

 

低解約返戻金型終身保険のデメリット

デメリット満期前に解約をしてしまうと、激しく元本割れしてしまう。

「低解約返戻金型」の生命保険の特徴として、満期前に解約をすると大きく元本割れしてしまいます、その代わりに満期以降は返戻率を大きくします、というような性格の保険になりますため、満期前に解約をしてしまうと激しく元本割れを起こしてしまいます。なので前提として満期までに何が起きようが解約することがない、というような心構えが必要です。


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目に見えることのない保険というものについて考えるのは決して楽しいことではありませんが、何よりも愛する子どもの学資保険となると別。しっかり考え、安心して大学に行かせてあげられるようにしてあげたいですね。

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