※写真は公園とは関係ありません。
どうもこんばんは。@konimaruです。
先日家族で公園へ遊びに行った時のこと。朝から出発して夕方までたっぷり遊びそろそろ帰ろうかと駐車場に向かっている最中、奥様が私の方を向いて悲鳴をあげるではありませんか。びっくりして何事か聞いてみると、視線は私の上を見ている。帽子に何かいる!ということで、どうやら虫が帽子の上にいるらしい。詳しく聞いてみると、ハチみたいな虫が、さらに何かを食べている最中、とのこと。これは珍しい瞬間ではないか、ということで写真にとってもらう事に。
それがこちらの写真。
私の頭、帽子の上でお食事中である。時刻にして16時位だったかと思う。これが彼の遅い昼ごはんになるのかそれとも早めの晩ごはんになるのかは分からないが、正直気持ち悪い。
体の色は、われわれ人間が恐怖するお馴染みの黄色と黒のツートンカラーの縞模様。一瞬見た感じではハチに見えてしまいそうだが、これはアブである。家に帰り詳しく調べてみたところ、「シオヤアブ」という名前のやはりアブのようだだった。しかしこのアブ、どうやら虫界隈でちょっとした人気があるようで、ちょちょいと検索をしたらこの虫に関するページが山のように出てきた。何が人気なのかというと、まず「暗殺者」であるということ。その名の通りひっそり隠れていて、獲物が通りかかると背後から襲うといったスタイルだそうだ。だが人気の理由はそれだけではない。私たち人間が最も恐れるハチ、あのスズメバチさえもその暗殺の対象だというのだ。実際にネットではスズメバチを倒している写真がたくさんあった。できればこのシオヤアブ師匠を大量に繁殖させて山に放って欲しいと願うのは私だけだろうか。余談だがこのシオヤアブさん、捕食するといっても、バリバリ食べるのではなく首筋から針を挿して中身をチュウチュウ吸うらしい。身の毛もよだつようなお食事事情である。帽子を突き抜けて私の脳みそが吸われてなくて良かった。まぁ中身はないかもしれませんけどね。ってやかましいわ!
ところでそのシオヤアブさん、写真に撮られたあと、恥ずかしそうにすぐに飛び去っていきました。もちろん手には食べかけ(吸いかけ)のカメムシを持ちながら。しかしカメムシなんて食べて臭くないのかなぁと心配して想像したら吐きそうになりました。恐ろしいけど生命の不思議を感じる、昆虫ってほんと魅力的だなぁと思った出来事であった。
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