病院の土日診療についての話。

日々の日記
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新年あけましておめでとうございます。@konimaruです。
いや〜なんだかんだでもう終わりましたね2016年も。「歳いくと1年がめちゃくちゃ早なるで。」とか言われて、何いってんだこのオッサンなんて鼻で笑っていたティーンエイジャーの頃の私を思い出し懐かしく思い、激しく共感する今日このごろです。

さて新年一発目は少し前に話題になりました以下の件を今頃引き合いに出して参りたいと思います。

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「なぜ病院は土日診療をしないのか?」医療機関は役所や銀行とは事情が違う
http://www.goodbyebluethursday.com/entry/hospital

ネットで色々な意見がありましたが、主な意見は病院擁護の声が多く、真逆の意見が大多数を占めるだろうと思った私としては若干戸惑いを隠せませんでした。
確かに病院に勤める人の側から考えると、当たり前に土日休みであることが望ましいですし、そうせざるを得ない現状があるのも分かります。
が、利用者側(患者側)からすると、休日に高熱が出たりするともうどうしようもなくなってしまいます。いや、もちろん大人がそうなった場合には自己管理不足だろうがとか、週明けまで気合で我慢せいとか思いますよ私も。
しかし、自分の体験としてこのようなことがありました。

子どもが2才の頃の話です。インフルエンザにかかってしまい、おでこを触ると驚くほど熱くびっくりし、ぐったりする中熱を測ってみるとなんと41度!で、平日だったならまだしもその日は日曜日。奥さんはまだ赤ちゃんだった妹と留守番をし、私は心配でたまらない気持ちを抑えながら車を飛ばし、30分ほどかかる救急病院へと連れていきました。ただ季節は冬、インフルエンザが流行っている時期です。案の定診察待ちの子連れの方々が長蛇の列。皆ぐったりしていて、中には死んだように目を開けたまま寝ているのか起きているのかわからない子どもも。毛布にくるみ、憔悴している娘を抱きかかえながら、このまま最悪の事態が起こってしまうのではないかと不安で押しつぶされそうになりながら、結局3時間ほども待ってようやく診察となりました。

上のブログのエントリーで書かれている、会社員だから平日に病院に行けないので休日に診療しろというのは共感できませんが(普通に休むなり早退するなりして行けば・・)、自分のこの過去の経験を振り返ると、できるだけ休日も見てもらえるような体制が取れないだろうか、と感じました。

というか、もういっそのこと土日休みって決めるのではなく会社単位なのか個人単位なのかで、週に2日休む日を自由に決められる社会にしたらよくね??
それだと消費が低迷するだとか経済がどうのとかいう話になってくるのかとと思いますが、今の日本にとっちゃデメリットよりもメリットの方が大きい気がするのは私だけでしょうか。

それでは今日はこのへんで。皆様良い年始をお過ごしください。

 

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