覚せい剤に纏わる恐ろしい体験。

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どもこんばんわ。@konimaruです。昨今ニュースで「危険ドラッグ」なるものがヘッドラインを賑わしておりますが、ドラッグつながりでひとつ過去の私の経験で、ドラッグの怖さをリアルに体感したエピソードを思い出しましたのでブログに認めたいと思います。テーマが決して楽しい話題ではありませんので、せめて画像だけは美しいものを・・・

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以前の会社で務めていた同僚がおり、会社での評判も上々でイケメンという申し分ない人物がおりました。(仮にA君と呼びます)お昼ごはんなどにたまにA君含め数人で外に食べに行くこともよくあり、その日も私とA君と、同僚のB君と、3人で外に食べに行くことになりました。

お昼を食べながら普通に雑談をしている中、ひょんなことからドラッグの話になったのです。なんか当時のニュース関連の話題からだったかと思いますが。「〜〜んでまぁドラッグで怖いよなー」というごくごく普通の会話から、実際にしたことってある??なんて話の流れになりました。私とB君は経験などもちろんなかったのですが、A君は経験がある、と言うじゃないですか。

ドラッグをしている人は例外なくゲッソリやせていて顔色も虚ろ、というのが私のイメージだったのですが、先述のとおりA君はイケメンで健康的かつ覇気があるタイプの人間で、本人もそれに関しては「当然だけど昔の話で、今はもうしてないよ」とのことなので、私とB君は興味本位で訪ねました。 恐らくA君がそのイメージぴったりの人物だったとするならば、怖くてそれ以上聞けかったかと思いますが…

私とB君は、今日のお昼の雑談の盛り上がった会話の一つ、程度の軽い気持ちで幾つかの質問をしました。・・・
何年前くらいに?
きっかけは何?
ドラッグといっても幾つかあるかと思うけど、何をしていたの?
どんな感じになるの?
どれくらいの期間していたの?
などなど。

結局A君は、「覚せい剤」を数年前に半年くらいしていたことがある、ということでした。
覚せい剤をすると、寝ずに頭がクリアになり行動できるようになる、とも。
まるで背中に羽が生えたようになり、目の前に階段が出てくるようになる、なども・・・

最初はA君も、もう立派な社会人として、恥ずかしくて情けない、人に堂々と話す事のできない過去を悔やんでいるような感じで、私たちのまるでゴシップ好きな主婦のような質問にしぶしぶ答えている、というような印象を受けましたが、

話が進むに連れ、A君の様子が変わっていくのを感じました。薄々感じていたそれが確信に変わったのは「覚せい剤をすると具体的にどのように変わるのか」という話をしている時です。

  • A君が、これまでと違う会話のトーンになり、声が大きくなっていくのを感じました。
  • A君の目が、瞳孔がひらき、まばたきをせず、充血していくのを感じました。
  • A君が話す会話の方向性が、徐々に「覚せい剤」を賞賛するものに変わっていきました。

これにはさすがに私とB君はドン引きしました。そして話を変えようとしても、この話に戻してくるのです。 そこで私とB君はさすがに、おいA君ちょっと大丈夫か!?…という話になり・・・

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そこでA君も我に返り、話してくれましたが、 もう何年も前の話にも関わらず、体は覚えているため、この話になると熱くなってしまい、おまけに手が震えてしまうとのことでした。

覚せい剤を防止する広告によくある「覚せい剤やめますか、それとも人間やめますか」というコピーがありますが、それから暫くはそのコピーが頭に浮かんで離れませんでした。

最初は皆軽い気持ちで・・・ということがあるかと思いますが、このA君のように1度でもしてしまうと体が覚えてしまい、自分自身に歯止めを聞かせるブレーキそのものが壊れてしまうのだろうと感じました。

それにしてもこの出来事は私の中で、近年最も恐ろしい体験となりました。

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