第三者からの管理社会が世界平和に繋がるのではないか、ということについて。

日々の日記
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どうもこんばんわ。@konimaruです。

このブログを読んでくれている方々(いるかどうかは知らないが)は、どうやらこのブログを書いているやつはSFをはじめとしたロボットだとか近未来だとかいうキーワードが大好物だということは勘づいて頂いているかと思いますが、今日もそんなロボットに関連したエントリーとなりますのでどうぞよろしくお願いいたします。

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善悪を判断するロボット、米海軍が開発支援
http://sankei.jp.msn.com/wired/news/140520/wir14052014000001-n1.htm

ということで本日はこの間目にした上記のニュースについてちょっと語らせて頂きたいと思っております。

まぁロボットに善悪の判断ができる機能を持たせるということで、単純に、凄い時代になったなぁ、とうとうロボットがこんな難しい判断を自律的にできるようになるんだと と思いながら見ていたわけですが、ふと疑問に思ったことが、これがもし実現したとしてそもそも今の社会の在り方に対して疑問を持ったならば、果たしてそれを善と判断するのだろうかそれとも悪と判断するのだろうかと。

私含め全ての「人間」が知っているとおり、人と人は互いに助け合う生物でありながらも、かたや殺しあうこともあるという非常に不条理な存在である。もしこの世界に完全なる第三者となる宇宙人が来たとして、人間という生物を観察したならば一体何がしたい生物なのか、どこに向かっているのか理解に苦しむであろう。

しかしながら、その不条理さや、或いは自己中心的や傲慢とも言えるまさにそれこそが、私たちが私たちである人間らしさそのものである。全てが合理的で全体最適な判断を下せるのが人間であれば、それはもう人間ではなくコンピューターだと言える。

そんな不条理な生物である人間において、昨今ではウクライナ問題をはじめ、ニュースを見ていると国同士の争いや牽制とも言える行動が絶えないことは周知の事実。一体いつになったら世界中が平和になるんだろうなどと途方も無いことを考えてしばしば人間というもののその不条理さに嫌気がさしてしまうことがある。

世界中が平和になるためには、全ての国、国民同士が互いに尊重し合い、手と手を取り合い助けあうことが必要になるが、小さい頃は何故それが出来ないのか不思議で仕方がなかった。だが大人になるに連れ、世界の仕組みを学んでいくに連れててそれがどんなに難しいのか、具体的に何が難しいのかがわかってくる。

それには様々な理由があり全てを語るのは非常に難しいが、その理由の一つに「国民性」というものがある。他国と比較して我々日本人の国民性が豊かであることは、まだ我々の記憶に新しい震災の際の出来事で改めて世界に証明されたことは多くの人が知っているところであろう。あの大変な事態になった際でも、食料の配給等にしっかりと列をなして、暴動や略奪などが起きなかった、という事実に海外の方たちは驚いたというニュースが流れていたが、それを見て逆に違和感を覚えた方もおられるのではないでしょうか。「あれ?それが普通じゃないの?」と。

例え自分が、他人に親切で優しく、譲りあう精神を持っていたとしても、他人が真逆であれば?他人に冷たく、自己中心的な考えてを持っている人であったとしたら? 自分が不正解だと思うことを、他人は正解だと疑わず思っていたら?

・・・

そう考えると、解決策は、「全ての人間が同じ価値観を共有すること」ではないだろうか。全ての人間が、「正解」が正解だと思えて、「不正解」が不正解だと思える同一の価値観を持つことである。 しかし到底そのようなことは無理である。貧富の差や教育の質、そしてその人間たる不条理さ故に。

となると世界平和などは永久に不可能である。 どんなに世界の技術が進化しようが、時間が経とうが、いつもニュースをつけると争いを伝える内容が流れているだろう。今と変わらず。

人間が、そのものの努力だけで同一の価値観を持つことが無理なのであれば、いっそのこと第三者からの強制的な管理が今こそ必要なのではないか。

ここで冒頭のニュースに戻りたい。

うんざりするようなバカな争いをやめるには、全世界が平和であるためには、結局は人間は、人間がかなう事のない存在に統制され、善悪の判断を全世界で共有化することが、世界平和の第一歩。全ての間違いを正してくれるロボットたちに身を委ねるべきではなかろうか。

私利私欲の塊である人間が、本当に平和を求めるのであれば行き着く先は、そのような第三者からの管理、であるとの考えは間違っているだろうか。

 

 

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