愛着というものについて。

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会社で全社員インフルエンザの予防接種を受けているにもかかわらず、それをものともしないインフルエンザの猛威が今隣の席の人まで来ている状況で、次は私か、と覚悟を決めております。こんばんわ、@konimaruです。

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よく言われていることだけど、不便だからこそ愛着が涌くものである。ということを身近に感じた出来事がありました。

こないだ知人にシャープペンシルをプレゼントしました。といっても1本数百円のものではなく、いわゆる”高級”なシャープペンシル。何故ボールペンではなくシャープペンシルかというと、その知人が普段よく使っているのはボールペンではなくシャープペンシルである事が多かった、という理由から。

仕事の合間に百貨店へ行き、色々と筆記用具のフロアを見てまわり、色々検討した結果、一目惚れしたものがあり、よしこれにしよう!と決断した際にふと気になることが・・・何か違和感があり、よく見ると何かが足りない。そう、ポケットなどに引っ掛けるクリップがついていないのである! どうしようかなぁ、やっぱ持ち歩いたり、ノートの挟んだりする際にクリップがついていないと不便だよなぁ、ていうかこんな高い値段するものなのにクリップがついていないなんて デザイナ―の自己満足も甚だしいやないか!と思ってしまいましたが、やっぱりデザインがそれに勝るものがなかったのでそれを購入、知人に贈りました。

そしてなんだかんだで数日がすぎた頃、その知人とシャープペンシルの話になった際に、クリップがついていないとやっぱり使い勝手が悪かったかどうかを尋ねると、確かにクリップがないことは不便に感じてはいるが、その分愛着を感じている、という意外な答えが返ってきた。どうやらクリップがないため、移動する際には常に手で持つことになるなど、常にこのペンの存在を気にしている感じがする、というのがその理由だそうだ。

考えてみると恋愛においても、なんでもかんでも一人でこなすことのできる女性よりも、少し間が抜けていて、弱さが垣間見える女性の方が男性の気を惹くことが多いということは昔から言われているが、その現象と同じことが起きていると言える。 (批判を恐れずに言うと、このシャープペンシルは非常にデザインが美しいということが前提条件である)

また、仮に仕事においても、部下がいるとして、そつなく何でもこなせる部下よりも、少しばかり出来の悪い部下の方が可愛げがある、というものである。

足りない部分を自分が埋めてあげる事によりはじめてそのモノやヒトの存在を自分事化できる、というものなのだろうか。

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