Webディレクターという職種の話を少々。

仕事のこと
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20130410011536

ついこの間まで寒さに凍えていたのが嘘のように暖かい日が続くようになった今日このごろ、皆様いかがお過ごしでしょうか?

私といえば、クライアント様の年度末のバタバタ(別名デスマーチ)もようやく過ぎ去り、春うららな気分。4月に入ったばかリですが、すでにGW気分で毎日朝から晩までお花畑でお花を摘んでいます。

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さて、当ブログ始まって以来これまで一度も本業であるWebディレクターのお仕事について触れてきませんでしたが、ここのところ同業の方のブログを目にする機会が増えてきたので、このビッグウェーブに乗り、自分への再確認や整理の意味も込めて徐々に仕事のエントリーも増やしていければと考えております。そしてエントリーがある程度たまってきたら、ちゃんとドメインとってWordPressでもっとキチンとブログ作って移行しようかなぁ、などと考えたりしていますのでどうぞよろしくお願いいたします。

そして記念すべき第一回目(?)の内容は、初心に返って、またこの春からついに社会に出て働くことになった新社会人の方々もいらっしゃるとのことなので、Web業界で働くとは、Webディレクターとは何か、ということを、業界経験だいたい7年目くらい?の自分の視点で語ってみたいと思います。

●先に自分の環境を少し。

現在私の所属している制作会社ですが、大きくわけて部署は、私のいるディレクターの部署と、制作をするデザイナー・コーダーの部署、あとはシステムを担当するエンジニアの部署の3つから成り立ってます。(それぞれの部署の正式名称は伏せております)業務の内容もそれぞれの名の通り、ディレクターはディレクション業務、デザイナーはデザイン、システム部はプログラミング、となります。ここであれ?おかしい、営業部がないと思ったアナタは社会人経験が豊富ですね。その通り、私の所属するこの制作会社には営業部がありません。手が空いたときはディレクターが営業も兼ねて色々と何かしなければならないのですが、基本的には営業らしい営業をすることはありません。私も転職組ですが、この会社に来て始めて営業部がないことを知って、え?!と思ったのを覚えています。でも、この業界ではさほど珍しいことでもなく、他社でも同じようなところがほとんどです。

 

●まず、Webディレクターとは何か

久しぶり会った友人に何をしているのか聞かれたときはたいてい適当に、インターネット関連の会社で働いている、と答えることにしています。なぜならWebサイト制作会社というと、まず”Webサイト”という言葉を”ホームページ”という言葉に変換して伝えないと相手が理解しない上に、ホームページ制作会社で働いている=ホームページをつくれるんだ~的なことを言われるのでこれも少し違う。

そこで、家に例えると実際に木材を切ったり、釘を打ったりするのがデザイナー、その前に家そのものをどのようなものにするかを設計するのがディレクターの役割なんだよ、というアホでもわかるくらい分かりやすい例え話をしても、「ヘーすごい」というもはや理解することへの諦めとも取れる思考停止な返答が返ってきて会話が終了するだけです。この業界で働くディレクターのキミ、この部分が、ディレクターとして働く上で一番キツいことかも知れないから十分気をつけたまえ。

 

●一体Webディレクターの仕事とは

まずこの定義は、会社によってかなり異なるかと思います。なぜなら、ディレクターがなんでもかんでもやっているところもあれば、かなり分業化されていて、Webディレクター以外にWebプロデューサー、プランナー、コピーライターetc・・・という職種が存在し、Webディレクターの仕事はほんとに進行管理だけ、という制作会社もあるからです。ちなみに私の会社は前述した通り完全に前者となり、ほんと制作以外のこと(見積もり作成から請求書作成、郵送等)は全てしております。

 

●そしてWebディレクターの仕事の発注元は?

仕事を受注する経路は大きく分けて

  • 代理店(又はシステム会社等)から下請けとして依頼されるケース
  • クライアントから直接依頼されるケース

の2つがあり、またそれぞれが、

  • 受注案件の場合
  • コンペ案件の場合

の2パターンに分かれます。

まず仕事をもらう先について詳しく説明していきますと、

代理店というのは、主に広告代理店を指します。大手となると◯通や、◯報堂その他新聞系の代理店などがありますが、こういった代理店さんから下請けで仕事をいただくケースと、クライアント企業さん自ら検索エンジンや広告などで問い合わせをいただき、お仕事をいただくケースの2パターンがあります。

そして次に受注案件かコンペ案件かというところですが、受注案件というのは、後述するコンペなどではなく、発注いただくことが決まっている案件となります。逆にコンペというものは、企業が何かしらサイトをリニューアルしたい、または新規に立ち上げたいという場合、ひとつの制作会社に依頼をするのではなく、複数の制作会社にコンペティション形式で提案を依頼する、コンペティションを開催するケースがほとんどです。なるべくなら、受注案件でお願いしますよ、というところなのですが。

 

とりあえず第一回目(じゃないけど!)としてここまでにしておきます!

次回は具体的な仕事の内容に迫って行きたいと思います。

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