どうもこんばんわ。@konimaruです。今日は、Webディレクターという肩書きの人間であれば必ず読むべき本を以下にご紹介いたします。少し前の本も混じっていますが、今でも本質は全く変わっていませんので、これらの本に書かれている内容を理解し、使うことが出来ればもう一人前でしょう。実務の様々な局面で使えること間違いなしです。
●Webディレクション標準ガイド
その名の通り、Webディレクターの業務に関するスキルやノウハウ、仕事の流れが詰まった本となります。とにかくWebディレクターの初心者であれば、この書籍を読まずしてWebディレクションを語るべからずな本となります。
●ユーザー中心ウェブサイト戦略by株式会社ビービット
ユーザビリティを中心としたサイト設計に定評があり、数々の大手クライアントのコンサルティングに携わっている業界屈指のビービット社がノウハウを凝縮させた書籍となります。少しコンサルティングに近い内容となりますが、どのような考えを軸にしてWebサイトを設計していけば良いのか、必読の書となります。
●Webプロジェクトマネジメント標準 PMBOKでワンランク上のWebディレクションを目指す
Webディレクターがなすべきことの中でも最も重要なものが、案件の進行管理。クライアントと社内のプロジェクトチームの筆頭に立ち、力強く案件の舵取りをしていかなければなりません。またプロジェクトが大きいものであればあるほど、意思決定に関わる人数も多く、管理が複雑になります。この書籍では、PMBOKという、米国で使われているプロジェクトのマネジメントの手法の教科書となります。こちらも完全に必読の本となります。
●Webディレクターのための失敗しないプログラム発注ガイド
ディレクターの仕事は社外に対するやり取りだけではなく、当然ながら社内でも重要なポジションを担います。制作陣に、制作内容を伝える際、その伝え方ひとつで無駄な作業をさせるか否かが決まると言っても過言ではありません。なのでディレクターは、自らがデザイン、コーディング、プログラミングが出来ないとしても、それぞれの業務がどのように行われているのかを知っておく必要があります。その中でも、昨今はプログラムを使わないWebサイトがないという程一般的なものになっており、必然的にプログラマーに制作指示をするケースも増えています。デザインやコーディングは理解できるものの、プログラムとなるといまいちピンとこない、という人は、どのように発注すれば良いのかを教えてくれる書籍となります。
●ノン・デザイナーズ デザインブック
タイトルの通り、デザイナーではない人のために書かれたデザイン本です。デザインというものは、コーディングやプログラミングのようにこのようなコードを書けばこのような表示になる、というような明確な「答え」がないものとなります。ですが、我らディレクターが常に「答え」を持っていなければ、デザイナーが制作したものに対して具体的に修正指示を出したりすることが出来ず、またクライアントからの質問に対しても明確に返答ができません。この本は、その答えのないデザインというものに対して、自分の中でどのような考え方をすべきかを教えてくれる本となります。
他にも様々な良書がありますが、一旦必要最小限、ということで挙げさせていただきました。
Webディレクターという職種は、クライアント様の事業、またそれを取り巻く業界のことを深く知る必要があり、日々勉強の毎日ではありますがまずは基本的な部分を上記書籍を元に学んでみると良いかと思います。
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