すべてはどのようにして終わるのか。

アイデア、妄想
[`evernote` not found]
Pocket
LINEで送る

20130601015335

どうもこんばんわ。@konimaruです。先日からちょくちょく目に飛び込んで来る戦争に関するニュースの中に、「無人機」を使って攻撃、などの見出しで国際ニュースで色々と取り上げられておりますので今日はそれについてブログを執筆してみようと思う次第であります。

スポンサードリンク

そもそも戦争というものは人と人の争い。元を辿っていくと、昔々大昔、人類が狩りをしているような時代だと、詳しくは知りませんが手作りの武器またはほぼ裸の素手と素手の殴り合いみたいな感じだったのでしょう。当然素手と素手であれば金八先生あたりが殴られた方も痛いが殴った方も痛い、という感じで言われていることでしょう。確かに素手で人をおもいっきり殴ったりして殴りどころが悪ければこちらの手の骨が折れるや手首を痛めるなどがあるのではないでしょうか。

そして戦争はというと、こちらもよく知らずに書きますが大きく分けると軍隊が陸軍、空軍、海軍と3つありまして、やっぱり「戦争」というものの恐ろしさを直に感じるのはその中でも陸軍が一番なのではないかと思う訳です。簡単な考えではありますが、私のイメージでは空軍と海軍は何かしらの乗り物に乗っていて(すべての人がそうでは無いかと思いますが)攻撃の相手と物理的な距離がかなり離れたところから攻撃をするわけです。空軍が何かしら爆弾を地上に落とす、なんてことはおそらくボタンひとつでできることであり、原始人並に視力がよかったとしてもその落とした爆弾によって苦しむ地上にいる人の顔なんて見えないのではないでしょうか。

反面、陸軍ではどうか。当然戦車もありつつですが、銃での打ち合いがありつつ、となるかとイメージしていますが他の2つの軍隊と比較するとはるかに相手との物理的距離は近いのかと考えられるわけです。戦闘を行いながら移動していると、ふと見た足元に昨日まで笑い合っていた友や、敵の、血だらけで動かなくなっている目を大きく開いたままの抜け殻がそこにある状態なわけです。そりゃ気もおかしくなるでしょう。当然麻薬しかり慰安婦しかり、今問題になってますがそんな精神状態では必要な気さえしてしまうでしょう。戦争というものを所詮映画やテレビドラマや、遠い国で起こっているのを報道しているテレビと呼ばれる四角い箱の中でしか見たことのない現代を、この日本という先進国を生きる我々には想像もつかない世界が広がっていることでしょう。

そこにきて”無人機で攻撃”って、一体何でしょう。自動操縦でとんできた誰も乗っていないデカいラジコンのようなものからミサイルや細菌兵器がばら撒かれてそこにいる人たちは死ぬのでしょうか。そうなると誰が相手の断末魔の姿を見るのでしょう。叫び声を聞くのでしょうか。はるか海を渡ったところ、基地の中にある四角いテレビの中の箱からでしょうか。そしてよく出来たゲーム感覚で「敵」を一掃したらステージ1クリアでちょっと休憩、昼からはステージ2だ、とかやるのでしょうか。スコアを競ったり。

昔の「人と人の争い」から考えると現代になるに連れて、最初は素手、次に剣や槍などの武器、次に銃、次に大砲、飛行機・・・無人機=つまりロボット、と、どんどんどんどん攻撃対象から物理的距離が離れてきていることが分かります。「自分が今戦争をしていて何の罪もない人たちを殺傷している」という感覚が物理的な距離と比例して薄れ、ますます悪化の一途を辿ることになるのではないでしょうか。

で、言うてる間にこんなニュースが…

エラー|NHK NEWS WEB

“人間ではなく機械が人の生死を決定する”

“攻撃の判断すら無人化した「殺人ロボット」の開発”

ということでもはや「人間」がどこにも絡んでないじゃないですか。それでいいんですか。良い訳ございません。ていうかロボットが人間を殺傷するなんてターミネーターかよ。救世主のエドワード・ファーロングはもうすっかりヤク中で救世主どころじゃねーぞ。

てことをブログに書いている間に思い出したのですが、そういえばもうかれこれ10年前位でしょうか、高校生位の頃夜更かししていてふとテレビをつけると深夜の番組、恐らく映画がやっていて、ふと見入ってしまった記憶があります。途中のストーリーは全く覚えていないのですが、恐らくは戦争か、核兵器か何かで3人ずつ位(あまりよく覚えていないが)の男女だけを残して人類や文明は戦争によってすべてなくなり、そして残ったその男女も、細菌兵器の影響からアタマが2歳児や3歳児程度の知能しかなくなっている、そしてその人たちが、幼稚園児のようにキャッキャと仲良く遊ぶシーンで終わる、というラストシーンだけが妙に頭に残っているのですが、人間は恐らく知能を持ちすぎたのではないかなぁと思う次第であります。知能が無ければ争いは絶対生まれないかといったら完全にイコールではないと思いますが、もし地球の終わりが来るとしたら、こういう終わり方になるのではないかなぁと思ってしまう次第であります。

すべてはどのようにして終わるのか。少なくとも、私が生きている間は地球が終わることは無いかと思いますが、それもそう遠い未来でもないような気がするのは私だけでしょうか。あー怖。

[`evernote` not found]
Pocket
LINEで送る

コメント

タイトルとURLをコピーしました