生まれてくる子どもの”顔”を選択できる時代が到来したら。というお話。

アイデア、妄想
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20130731235340

こんばんわ。@konimaruです。

今回のエントリーは少し男女差別的な表現を含みますが深意はありませんのでお許しを。また私の妄想的未来的なことなのでそのあたりもご了承ください。

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一般的に、異性に魅力的だと思われる条件として、大人の男性なら経済力、女性なら容姿が挙げられることが多いと思います。ざっくりと言うと、男性は中身、女性は外見、といったところでしょうか。日々このようなテーマの記事はおもしろおかしく、話のネタとして尽きることはない程巷に溢れております。私もこのような内容のタイトルのエントリーを発見いたしますとクリックしたりしなかったりしています。

ところで昨今、少子化が完全に社会問題化しているところですが、その原因の大きなところが恋愛ベタをはじめとした異性とのコミュニケーションに起因する問題や、女性の社会進出による影響、若者たちのライフスタイルの変化、などなど様々に論じられております。

で、そこであえてタブーな、各種メディアや良識ある大人であれば論じれないところですが、ふとまわりを見渡してみて皆さん、誰が見ても美人、という人で独身のままでおられる方はまわりにおりますでしょうか?もちろん例外となる方もおられるかと思いますが。また反対にすごく男前な人で、独身のままの人も同じくいないのではないでしょうか。(この場合の男前というのは経済力などではなく、あくまで外見がイケメンかどうか、というところになります)

人間日々成長して、数年前の自分を顧みるとなんて子どもだったんだろう、ということはしばしば経験することがあるかと思いますが、年齢と比例して異性の選定基準として外見ではなく中身を重視するようになる、というところは反論の無いところでしょう。

相手の中身を重視するとなると、たいていの場合、相手がどういう性格で、どういう価値観を持った人なのか、ということを長い時間をかけてコミュニケーションし、理解していく必要があります。

しかしながら現実問題として、相手の第一印象は外見になるわけです。仮に男性も女性も、どれだけ内面が澄んだ川のせせらぎのように透き通っていても、はたまた浄水器を10機くらい通過させた後の水道水くらい毒素の無いものだったとしても、外見がお粗末(失礼!)なインターフェースであればそれでもう無理、ドラマのようには行かず、それでもうステージにも上がることは出来ず、で終わるわけですね。

おとなりの国では、後天的に顔を変える、いわば整形が、子が成人になった祝いに親が手術代を出す、ということも珍しくないそうで、日本に住む私どもの常識からいたしますとおっとっと。という感じでございます。

ここから妄想なのですが、だったら、先天的に顔を変えることができるようなことができればどうだろうか、と考えます。

IPS細胞というキーワードが巷を賑やかしており、人間の生命を作り出すこともできる、神レベルの話にもなっているところですが、であれば人間の顔を先天的に変えられる時代もすぐそこまできているのではないでしょうか。否、もう既に可能かもしれません。

当然倫理的な問題もあり、実現可能性は今のところかなり低いかと思いますが、経済力などは後天的にいくらでも自分の努力で変えようと思えば変えられるわけですが、外見自体は整形をする以外に変えることは不可能なんて、うまれつき差があるなんて、なんだか差別的な、そもそもおかしな話だという議論も巻き起こってしまいそうです。

もしこれが実現した社会を想像すると、少しぞっとしてしまいますが、

夫婦が結婚して、奥様が妊娠しました、病院に行きますと、おめでたですね、という話になります。

それに続き、

「生まれてくる赤ちゃんのお顔ですが、次のうちどれになさいますか?」

という問いかけが、病院の先生のとなりにいるカウンセラーからなされ、続いて、

「今の流行は、こんな感じで、目は奥二重、少しキリリとした感じで、芸能人でいうと黒木メイサさんのようなお顔がよく選ばれていますよ。」

なんて話がなされます。

そして今すぐには決められないので、いつまでに考えておいてください、ということで、”フェイスカタログ”なんてものを渡されます。もちろんURLが記載されていてネットでも閲覧することができます。家に帰り、新たに父母となる二人は晩御飯を食べたあと、ゆっくりとそのカタログを開いて生まれてくる我が子の成長した時の顔を吟味する・・・

 

おーこわ。おーーーこわ。常識というのは時代とともに常に移り変わっていくものではありますが、さすがにこれがスタンダードになったら怖いなぁ、と思う次第でございます。

数十年後には、道を歩けばキムタクの顔をした男性が大勢・・・その隣を見ると浜崎あゆみの顔をした女性がたくさん・・・(古い!)という状況になってくるわけです。

今でも、おんなじような髪型や化粧をしている若者が多くおりますが、それらの常識がこの時代を加速させないように祈るばかりであります。

今日はこのへんで。

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